愛知県には、古くからたくさんの繊維産業があります。

例えば、『三河木綿』。
日本の綿織物の発祥の地は、愛知県の三河地方です。
平安時代に綿種が伝来し、戦国時代以降に綿の栽培と機織りが根付き、
「ガチャマン時代」と言われる日本の好景気を支えました。

そして、『尾州ウール』。
愛知県一宮市を中心とした尾州地域は、
木曽川の豊かな水と自然環境に恵まれ、日本一の毛織物産地として、
イギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラとともに
世界三大ウール産地と呼ばれています。

このほかにも『知多木綿』、
そして、 『蒲郡藍染』『岡崎草木染』『名古屋黒紋付染』『有松鳴海絞』など 誇るべき伝統工芸が揃います。

この愛知県の素晴らしい織物の文化や技術を、
もっと世界に伝えたい、次の世代に繋げたい。

だから私たちは、2026年2月、“あいちテキスタイルフェス”をはじめます。